一般財団法人環境イノベーション情報機構
イオン環境財団、宮崎県綾町の「イオンの森」でボランティアと5000本の植樹を実施
【環境一般 CSR】 【掲載日】2014.11.19 【情報源】企業/2014.11.14 発表
公益財団法人のイオン環境財団(理事長・岡田卓也イオン名誉会長)は、宮崎県綾町で「綾町イオンの森」植樹を11月22日に実施する。地域住民やボランティアとともに、地域に自生する木5000本を植える。同県、同町などと結んだ協定に基づく3年計画の2年目で、町有林の伐採跡地を里山にすることを目的にする。伐採した後の町有林の跡地を綾町イオンの森と名付け、2013年から3年で約1万5000本を目標に植樹する。2回目の今回も前年11月の1回目と同様、イオン環境財団と綾町が主催して宮崎県が後援する。500人が参加してカヤ、イチイガシ、スダジイなど地域の木を約20種植え、1回目と合わせた植樹本数を計1万本にする。
綾町には冬でも落葉しない常緑樹が広がる日本最大級の照葉樹林があり、同町を中心にした一帯は、2012年7月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「エコパーク(生物圏保存地域)」に登録された。エコパークは、生態系を保全しながら資源利用や自然保護と調和した取り組みが行われている地域が登録される。
国内で32年ぶり5カ所目のエコパークで、綾町は照葉樹林に加え、有機農業と連携した町づくりなどの地域振興策も評価された。老朽中学校の校舎建て替えでは伐採時期を迎えた町有林の木材を活用し、資源循環を図っている。イオン環境財団は国内外で植樹を実施していて、2014年中に三重県紀北町でも予定する。【イオン環境財団】