一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

JFEエンジ、ドイツのエンジニアリング会社買収、都市環境プラント事業を加速

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.11.10 【情報源】企業/2014.11.06 発表

 JFEエンジニアリングは、ドイツのエンジニアリング企業、スタンダードケッセル・バウムガルテ(SB)グループの持ち株会社、スタンダードケッセル・パワーシステムズHDを買収する。全株式を取得する契約に調印し、JFEエンジのグループ事業にすることで合意した。世界で都市環境プラント事業を加速させるとともに、バイオマス発電事業を強化する。
 SBグループは、欧州を中心にさまざまな燃料に対応する燃焼技術に基づいた高効率発電プラントの実績を多数保有する。バイオマス発電プラント、廃熱回収発電プラント、燃料だき発電プラントなどの設計建設を手掛けるスタンダードケッセル、廃棄物発電プラントの設計建設を行うバウムガルテと、メンテナンスサービス企業を傘下に持つ会社で構成する。
 JFEエンジは廃棄物発電プラントに関し、一般廃棄物焼却炉の主流の「ストーカ炉」方式や、高温ガス化直接溶融炉など国内を中心に350基以上を導入した。バイオマス発電でも、さまざまな燃料が混焼できる循環流動層ボイラーを使った大型プラントを全国に建設している。買収によって世界各国で廃棄物発電バイオマス発電プラント事業を推進する。
 JFEエンジは、ストーカ式廃棄物発電プラントの実績があるアジアで今後、SBグループが強みを持つ1日1000t規模の大型プラントをはじめ、幅広く提案を進める。欧州・中東では高温ガス化直接溶融炉にSBグループの技術を加え、設計から建設まで一括して請け負う。さらに、バイオマス発電プラントでSBグループの技術を合わせてラインアップを拡大する。【JFEエンジニアリング(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク