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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、「グリーンビル認証」商業施設版新設、「ららぽーと」を認証

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2014.11.07 【情報源】企業/2014.11.04 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、環境に配慮したオフィスビルや物流施設を保有する事業者に提供する「DBJグリーンビルディング認証」に商業施設版を新設した。第1号の案件として、三井不動産が保有する商業施設「三井ショッピングパーク」の「ららぽーと」など3カ所に対して認証を実施した。2カ所に最高位、1カ所に5段階の2番目を付与した。
 DBJグリーンビルディング認証は、不動産が持つ環境・社会的側面の不動産価値への反映を目的に、建物の性能や特長を環境面、利用者視点、運営面などから総合的に評価する。これまではオフィスビルと物流施設が対象だったが、今回新たに、商業施設を保有・運営する不動産事業者の持続可能性向上の取り組みも、積極的に支援することにした。
 認証を実施したのは「ららぽーと柏の葉」(千葉県柏市)、「ららぽーとTOKYO-BAY」(同県船橋市)、「ららテラス武蔵小杉」(川崎市中原区)の三井ショッピングパーク各施設だ。柏の葉とTOKYO-BAYを最高位の「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル」、武蔵小杉を「極めて優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」に認証した。
 認証では、太陽光発電装置や館内でのLED(発光ダイオード)照明の採用などを評価した。中でも柏の葉は、エリア一体でエネルギーを管理するシステム(AEMS)を導入して施設間で電力融通していることが高評価につながった。環境イベント「&EARTH」を年に複数回開催している点や、地域とのコミュニティーづくりを行っていることも認めた。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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