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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、愛知でPHV・EVの充電器利用実証実験を豊田自動織機などと実施

大気環境 交通問題】 【掲載日】2014.11.05 【情報源】企業/2014.10.31 発表

 トヨタ自動車は、愛知県でプラグインハイブリッド車(PHV)・電気自動車(EV)の普通充電器利用に関する実証実験を豊田自動織機、ユニーや刈谷、豊田、豊橋、長久手の4市と共同で実施する。11月1日から2015年3月15日まで行う。地域の公共施設も対象にし、充電器の最適な場所・基数、利用の容易さなどを調査・検証して設置活動を支援する。
 2012、2013年度に続いての実証実験で、これまでの商業施設、観光施設、宿泊施設に加え、文化施設や福祉施設など中山間地域を含む公共施設にも充電器を設ける。併せて、前年度の実証結果を踏まえて利用実績が多い商業施設には複数台導入する。今回新たに43基の充電器を取り付け、前年度までに設置した分と合わせて147基を実証実験に使う。
 実証実験では、それぞれの施設について充電器の曜日・時間帯別の充電回数、充電時間を一元的に把握し、利用者のニーズから見た設置や運用方法を検証する。中山間地域の市の所有施設に充電器を導入することで、外出先で充電池の電気がなくなることへの懸念をなくし、それに伴う新規ユーザーの増加があるかどうかなどの貢献度も調べる。
 利用が多かった商業施設には複数の充電器を設置し、利用状況の変化や、電力ピーク時のピークカットなどエネルギーマネジメントの必要性を検証する。実証実験期間中は、充電器の位置情報を掲載したパンフレットを配布したり、実験に参加する自治体の施設にポスターを掲示するなどして周知を図る。実証実験は愛知県の補助事業に採択されている。【トヨタ自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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