一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

住友林業、環境配慮型住宅でカーポートにも太陽光発電システムを搭載する提案

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.10.23 【情報源】企業/2014.10.20 発表

 住友林業は、カーポート(簡易な車庫)を設置する顧客に対し、カーポートにも太陽光発電システムを搭載する提案を10月に始める。環境配慮型住宅「Green Smart(グリーンスマート)」のバリエーションの1つとして取り組む。太陽光発電設備の設置容量を増やすことで、定置型の家庭用蓄電池との併用によって昼間に発電した電力を夜間に使い、電力自給率を高められる。
 提案する太陽光発電システム搭載カーポートは、近隣の建物の影が落ちない日当たりのいいカーポートの屋根を有効活用する。住宅の屋根の形状によって希望する発電量に満たない顧客や、発電した電力を蓄電池にためて使いたいと考える層に対応する。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の活用で売電量を増やしたいとするニーズにも応える。
 二世帯住宅など2、3台駐車可能なカーポートが必要な世帯も少なくない中、住友林業は2台用に4.06kW、3台用には6.09kWの太陽光発電システムを設定した。住宅本体や近隣の建物、樹木の陰にならない場所に設けて効率的に発電できる計画を提案する。カーポートは三協立山とともに独自開発し、本体強度を高めて積雪30cmまでの地域で設置可能にした。
 グリーンスマートは木の家の良さを生かしながら最新の環境設備機器を備える。太陽、風、植栽の緑など自然を活用する設計と省エネ技術を融合して快適な暮らしを実現する。7月には10kW以上の屋根全面設置型太陽光発電システムを搭載した「Green Smart Solar Z(ソーラーゼット)」も発売し、全量買い取り制度に対応可能な商品を展開している。【住友林業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク