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環境ニュース[国内]

竹中工務店、次世代建物管理システムの構築・提供で日本マイクロソフトと連携

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.10.20 【情報源】企業/2014.10.15 発表

 竹中工務店は、次世代建物管理システムの構築・提供で日本マイクロソフトと連携する。建設業界とICT(情報通信技術)業界でそれぞれ実績がある両社の最先端技術を組み合わせ、これまでにないシステムの実現を目指す。建物管理システムで建物設備のモニタリング、管理・分析などを自動で行い、快適性とエネルギー効率を高める。
 さまざまな物をインターネットを通して接続し、管理や制御を可能にするIoT(インターネット・オブ・シングズ)や、ビッグデータ(大量の情報)を活用した建物制御、監視システムを構築する。竹中工務店はこれまで、建物の情報を統合して各種のサービスと連携させ、設備の運用を合理化するビルコミュニケーションシステムを開発してきた。
 マイクロソフトとの連携によって同社のクラウド構築システム「Azure(アジュール)」上に次世代建物管理システムを構築し、ビルコミュニケーションシステムと連動させて設備運用を最適化する。建物で使われる設備や環境センサーを相互に接続して統合的にモニタリングと分析を行い、結果を活用した効果的な建物管理運営の仕組みを提供する。
 竹中工務店は次世代建物管理システムをソリューションとして展開する。ソリューションは、集積したデータを基にした制御モデルで熱源、動力を効率的に制御し、エネルギー効率や快適性、生産性の向上と運用管理コストの最適化を図る。竹中工務店の東京本店(東京・江東区)で実証実験するとともに、2015年以降にビルオーナー向けに提供する。【(株)竹中工務店】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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