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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、家庭用燃料電池事業を見直し、自社生産を終了して他社製品販売

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.10.16 【情報源】企業/2014.10.10 発表

 JX日鉱日石エネルギーは、家庭用燃料電池「エネファーム」の事業を見直す。自社での開発・生産を2015年3月で終了して他社製品の仕入れ販売体制に移行し、事業の効率化を図る。メンテナンス体制は従来通り維持し、これまでエネファームを設置した顧客へのアフターサービスは引き続き実施していく。
 JXエネルギーはエネファームで、2009年にPEFC型(固体高分子形燃料電池)を発売し、2011年には発電効率が高く本体が小型のSOFC型(固体酸化物形燃料電池)を投入した。現在は自社開発・生産するSOFC型と、仕入品のPEFC型を販売している。2015年4月以降はSOFC型の生産をやめて、仕入れ販売に一本化する。
 エネファームは高効率の家庭用コージェネレーション熱電併給)システムで、都市ガスやLP(液化石油)ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させて発電するとともに、発電の際に発生する熱を給湯に利用する。省エネ意識の高まりを受け、分散型のエネルギーシステムとして普及が進んでいる。
 JXエネルギーはエネファームの開発・生産は終えるものの、今後も取り扱い、太陽光発電システムなどと併せて、新エネルギーシステムとして提供を続ける。加えて、家庭のエネルギーの最適化を提案するエネルギー診断サービス「Dr.おうちのエネルギー」を展開し、自立・分散型エネルギー社会の実現を後押しする。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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