一般財団法人環境イノベーション情報機構
京セラ、竹中工務店、三菱UFJリースの3社、太陽光発電事業の共同出資会社設立
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.10.07 【情報源】企業/2014.09.29 発表
京セラ、竹中工務店、三菱UFJリースの3社は、太陽光発電による発電事業を展開する共同出資会社「KMTソーラー合同会社」を9月30日に設立した。企業などが保有する日本各地の遊休地を中心に太陽光発電所を建設し、売電事業を行う。3社の技術や経験を合わせて事業を推進する。KMTソーラーの本拠地は東京・千代田区に置き、京セラと三菱UFJリースが各40%、竹中工務店が20%出資した。3社がそれぞれの分野で保有する太陽光発電事業のノウハウを生かして事業を進める。既に複数の候補案件で関係先と交渉を始めていて、早ければ2015年中の着工・稼働を目指す。
KMTソーラーで、京セラは太陽光発電所で使う太陽電池モジュールや周辺機器の供給と保守・管理業務をグループで担当し、竹中工務店は発電所の設計・施工を手掛ける。三菱UFJリースは会社の運営事務と、発電事業へのプロジェクトファイナンスを活用した資金調達を実施する。
京セラは太陽電池事業で培った豊富な事業経験があり、竹中工務店は高いトータルエンジニアリング力を持つ。三菱UFJリースは幅広いファイナンスの知識を保有する。KMTソーラーは各社の強みを組み合わせて事業展開し、再生可能エネルギーの普及促進と環境負荷低減につなげる。【京セラ(株)】