一般財団法人環境イノベーション情報機構
アサヒビール、広島の社有林で小学生の環境体験学習会「アサヒ森の子塾」を開催
【環境一般 CSR】 【掲載日】2014.09.26 【情報源】企業/2014.09.22 発表
アサヒビールは、広島県庄原市、三次市の社有林「アサヒの森」で小学生を対象にした環境体験学習会「アサヒ森の子塾2014」を10月3日に開催する。森の中での体験を通じてCO2吸収や生物多様性保全など森林が果たす役割と、環境保全の大切さを地元の子供たちに伝える。グループのアサヒ飲料と林野庁広島北部森林管理署が協力する。アサヒ森の子塾は、アサヒビールが推進する環境教育・啓発活動の一環で、2006年10月以来定期的に開いている。10回目の今回は前回同様、国際的な森林環境教育プログラム「LEAF(ラーニング・アバウト・フォレスト)」の理念を導入し、人間と自然の相互作用の理解をテーマにする。LEAFは北欧で開発された環境教育が基になっている。
アサヒ森の子塾2014には、庄原市立庄原小学校6年生の56人と、同市立峰田小学校5、6年生10人が参加する。身の周りの木製品で森林製品について考え、森からの恵みを学ぶほか、林野庁広島北部森林管理署の森林に関する紙芝居や、林業体験で森林の機能を学習する。アサヒ飲料による「水の話」で森の水かん養の役割も知る。
アサヒ森の子塾2014の後、10月下旬〜11月上旬に両校でフォロー教室も行い、アサヒの森の間伐材を使った工作教室で、森林の重要性への理解を深めてもらう。アサヒの森は庄原市と三次市の大小15カ所に点在し、総面積は2165haに及ぶ。今回は、庄原市の甲野村山(409ha)で実施する。アサヒの森では、全国応募型の環境教育も開いている。【アサヒビール(株)】