一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

積水化学、太陽光発電とHEMS搭載ユーザー調査で自宅がゼロ・エネルギーか関心

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2014.09.19 【情報源】企業/2014.09.16 発表

 積水化学工業は、太陽光発電システムと住宅エネルギー管理システム(HEMS)を搭載した自社のセキスイハイム住宅ユーザーに対し、住まい方と省エネ意識に関する調査を実施した。自宅がネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)かどうか、8割以上が関心を示していた。ZEHは、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)ゼロになる住宅を指す。
 調査は、北海道、青森、秋田、岩手県と、2世帯住宅を除く延べ床面積160m2未満のオール電化住宅1000邸を対象に、6月26日〜7月14日に郵送で行い、711棟のユーザーが答えた。HEMSのデータ分析だけでは把握できない冷暖房の使い方などライフスタイルに踏み込んで調べた。回答者のZEH達成率は、家電の消費電力を含むZEHが16.7%、家電抜きのZHEは49.8%だった。
 全体で自宅がZEHかどうか「かなり興味がある」16%、「ある程度興味がある」67%で計83%が関心を持っていた。ZEHと分かった場合「省エネ生活の励みになる」は81%に上った。影響が大きい冷暖房の使用に関して、在室時に常時運転する層が、家電抜きZHEの約5割、家電込みZHEでも3割以上あり、無理なくZEHを達成している実態も明らかになった。
 節電については全体で「かなり意識している」19%、「その考えに近い」52%で計71%が気にしている。半面、節電を意識する層の約3分の1は実際の冷暖房消費電力が大きく、意識と行動のギャップもあった。太陽光発電の搭載容量は非ZHEが4.51kW、家電抜きZHEが4.91kW、家電込みZHEが5.47kWと差は小さく、暮らし方次第でZEHは達成可能としている。【積水化学工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク