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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、木材を積極利用する独自構法採用の一戸建て住宅の試行棟を建築

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.08.25 【情報源】企業/2014.08.20 発表

 ミサワホームは、木材を積極的に利用する独自構法を採用した、一戸建て住宅の試行棟を建築した。販売子会社のミサワホーム北海道の分譲地「ミサワホームタウン森林公園駅セカンドステージ」(札幌市厚別区)に近く完成する。間仕切り壁や建具を設置する前の状態で、8月23、24日に一般公開する。省エネ設備を備え、低炭素建築物の認定も受けている。
 独自構法「FWS(フューチャー・ウッド・システム)」は、木質構造の可能性を広げることを目的に、グループの研究機関、ミサワホーム総合研究所を中心に開発を進めている。通常の木質系工業化住宅で使用する木質接着複合パネルをベースに、その面材の合板をさらに厚くして枠材を強化するなど、より強度を高めた超高耐力パネルを構造体に使う。
 FWSはこれまで、3階建ての「ミサワホーム静岡事務所ビル」(静岡市駿河区)と、4階建ての店舗兼共同住宅「赤羽の集合住宅プロジェクト」(東京・北区)に採用した。一戸建て住宅は初めてで、接着力が強い高分子接着剤や抜けにくい木ネジ形状のスクリューくぎで建物全体を一体化した構造を形成した。これにより、外部からの荷重を建物全体で分散して吸収できる。【ミサワホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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