三菱電機、スマートハウス関連製品・サービスの総合ブランドを策定、提案強化

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.08.22 【情報源】企業／2014.08.19 発表

　三菱電機は、スマートハウス（環境配慮型住宅）関連製品・システム・サービス群の総合ブランド「ENEDIA（エネディア）」を新たに策定し、8月19日に展開を始めた。スマートハウスの提案を強化して事業拡大につなげる。カタログやウェブサイトなどの広告・宣伝・販促物や展示会で、ENEDIAを使用して認知度を高めていく。
　ENEDIAは、エネルギーマネジメント・ネットワーク・エンハンシング・デマンドサイド・インテグレーション・アクティビティーズの各頭文字をとった。三菱電機は、住宅エネルギー管理システム（HEMS）を中心にエネルギー制御や換気空調技術を活用したシステム提案を順次実施していく。ENEDIAをトータルブランドとして定めることで、事業の推進を図る。
　ENEDIA製品はHEMSをはじめ、ルームエアコン、ハウジングエアコン、冷蔵庫、電気自動車（EV）用パワーコンディショナー（電流変換器）、ダクト用換気扇、バス乾燥・暖房・換気システム、ロスナイ（全熱交換器）セントラル換気システム、自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機「エコキュート」、IHクッキングヒーター、液晶テレビなどが含まれる。
　三菱電機は2013年12月のHEMS発売と、これに接続できる家電・住宅設備機器でスマートハウス関連事業に本格参入した。2016年以降の電力小売り自由化や、2020年の住宅分野での改正省エネ基準義務化と、それに伴うZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の標準仕様化を念頭に、HEMS標準仕様に対応する機器の開発を進めている。【三菱電機（株）】