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環境ニュース[国内]

イオン、千葉県木更津市に「イオンモール木更津」開店、次世代型環境配慮店舗

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.08.04 【情報源】企業/2014.08.04 発表

 イオンは、千葉県木更津市に「イオンモール木更津」を10月18日に開店する。イオンが推進する次世代型の環境配慮店舗「スマートイオン」として整備し、さまざまな環境設備を導入する。開店を前にした9月21日に「イオンふるさとの森づくり」植樹祭を地域住民とともに開催し、地域の樹木を中心に苗木を植える。スマートイオンは、全国で7モール目となる。
 スマートイオンは、従来型店舗と比べてエネルギー消費を20%以上抑制するイオンの「エコストア」に、まちぐるみの視点を取り入れた。イオンモール木更津は、LED(発光ダイオード)照明の採用や空調熱源の分散設置などで効率化を図り、従来のイオン店舗と比較してCO2排出量40%削減を目指す。一般家庭の年間CO2排出量で約1540戸分にあたる、年間5900tのCO2を削減する。
 共用部の照明と外部サインは、従来の蛍光灯などの球管に替えてすべてLEDにした。店舗でも核店舗となるスーパー「イオン木更津店」はすべてLEDで、各専門店の大部分もLED照明器具を使って消費電力を削減する。LEDによって、照明用電力を従来と比べ約40%削減する。空調設備は1つの機能を複数台で構成し、滞在人数に合わせて柔軟に運転して省エネを図る。
 太陽光発電設備で電力を創り出すほか、節水型便器で洗浄水量を抑える。電気自動車充電器は急速2台、普通2台を備える。植樹祭ではシラカシ、スダジイ、カンツバキなど約40種・3万本を植える。イオンモール木更津は2階建て一部3階建てで、約9万m2の延べ床面積がある。フットサルスタジアム、サーキット場、ガソリンスタンドを含む約160店で構成する。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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