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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、複合ビル「東京汐留ビルディング」に「グリーンビル認証」を実施

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.07.30 【情報源】企業/2014.07.25 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、東京・港区東新橋に森トラスト総合リート投資法人が保有する複合ビル「東京汐留ビルディング」に対し、「DBJグリーンビルディング認証」を実施した。省エネ・省資源を進めて環境に配慮している点や、予備電源の設置、周辺地域活性化のための活動を行っている点を評価した。
 東京汐留ビルディングは、地上37階、地下4階建て、延べ床面積19万1394m2の高層ビルで、オフィス、ホテル「コンラッド東京」などの商業施設が入っている。汐留地区の再開発エリアに2005年に完成した。グリーンビル認証では、熱線吸収ガラスによる省エネや、雨水を利用する設備での省資源などを認定した。
 さらに、72時間電気が供給できる予備電源を備えて事業継続計画(BCP)に対応していることや、汐留地区の再開発エリア「汐留シオサイト」の運営主体の一員として社会貢献活動を実施している点を評価した。DBJはその結果、「極めて優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」の認証を付与した。
 グリーンビル認証は、DBJが独自に開発したスコアリングモデルで評点化して選定する。ビルの環境性能に加え、防犯や防災など社会的要請に応えた不動産の普及促進を目的にしている。東京汐留ビルディングの「極めて優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」は、5段階評価で上位から2番目に当たる。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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