一般財団法人環境イノベーション情報機構
ミサワホーム、長野県松本市に「ミサワホームの森 松本」開設、森林整備支援
【環境一般 CSR】 【掲載日】2014.07.25 【情報源】企業/2014.07.18 発表
ミサワホームは、長野県松本市に「ミサワホームの森 松本」を7月23日に開設した。同市の市有林6.9ha分に当たり、2017年6月までの3年間、間伐や下草刈りなどの森林整備を支援する。現地で同日に記念式典を開き、独自に開発した100%リサイクル素材「M-Wood(エムウッド)2」を使ったモニュメント看板の除幕と森林整備活動を実施した。持続可能な森林整備の実現を目的に長野県が推進する「森林(もり)の里親促進事業」を活用し、松本市と「森林(もり)の里親契約」を結んだ。ミサワホームが里親、松本市が里子、長野県が立会人になる3者契約で、ミサワホームの支援金で松本市が行う森林整備活動にミサワホームが参加する形を採る。ミサワホームは社員の社会貢献を促す。
ミサワホームは松本市にグループの販売会社があるほか、木質系工業化住宅の部材を生産する松本工場や、エムウッドを生産する梓川工場が立地していることから、同市で森林整備を手掛けることにした。ミサワホームの森 松本では、森林整備に加えイベントを開催して地域住民と交流したり、間伐した木材の有効利用を検討する。
ミサワホームグループ各社は、森林資源の恩恵を受ける企業として森林環境の保全に向けたさまざまな活動を進め、これまでも国内外で森林整備や植林活動を継続的に展開している。今後はミサワホームの森 松本をモデルケースにして、同じような森林保全の取り組みをグループ各社で展開し、CSR(企業の社会的責任)・環境活動を推進する。【ミサワホーム(株)】