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環境ニュース[国内]

ブリヂストン、バス用の低燃費スタッドレスタイヤ発売、事業者の燃料費削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.07.23 【情報源】企業/2014.07.16 発表

 ブリヂストンは、バス用の低燃費スタッドレスタイヤ「ECOPIA(エコピア)W906」を9月1日に全国で発売する。輸送事業者の燃料費削減と環境経営支援を図る。スタッドレスタイヤは積雪・凍結路向けのスパイクのないスノータイヤで、従来製品の「W905」が持つ氷雪上性能と長期使用性能を維持しながら、燃費性能を向上させた。
 輸送業界では、環境面での規制強化や燃料価格の高騰に伴う、環境負荷低減と輸送コスト削減が大きな課題になっている。転がり抵抗を低減した低燃費タイヤへのニーズの高まりを受けて、ブリヂストンが独自開発した素材「氷雪系低燃費発泡ゴム」をW906に採用した。これによって相反する燃費と氷雪上、長期使用の各性能を高い水準で達成した。
 スタッドレスタイヤの場合、転がり抵抗を低減して燃費性能を高めると氷雪上性能、長期使用性能が犠牲になる傾向にある。W905と比較して転がり抵抗を14%低減して燃費性能を向上させると同時に、高い氷雪上性能と長期使用性能を確保した。W906のサイズは「12R 22.5 16PR」のみで展開する。
 輸送事業者向けにブリヂストンは、新品のタイヤにリトレッドタイヤとタイヤメンテナンスを組み合わせた「エコバリューパック」を展開している。リトレッドタイヤは、接地部分(トレッド)のゴムだけを貼り替えてタイヤの台を再利用する。W905でエコバリューパックを活用すると、従来以上に環境経営と燃料費削減につながる。【株式会社ブリヂストン】


提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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