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TOTO、節水型便器をブラジルのサッカースタジアムに納入、開催中のW杯で使用

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.07.01 【情報源】企業/2014.06.26 発表

 TOTOは、節水型便器などの機器をブラジル・サンパウロに建設された大規模サッカースタジアム「アレーナ・デ・サンパウロ(アレーナ・コリンチャンス)」のレストルームに納入した。このスタジアムは現在開催中のサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会でも使われていて、世界中から訪れたサッカーファンが利用している。
 アレーナ・デ・サンパウロの観客用、VIPルームなど全レストルームに導入された。大便器は壁掛け式で洗浄水量6Lの節水型、小便器はセンサーを備えて排水の無駄を制御する。このほか自己発電機能を内蔵し、水の流れで発電する水栓金具を納入した。使用後は自動的に水を止めて無駄な水を減らす。シャワーや洗面器も入れた。
 公共施設の節水型便器には、少ない水量でしっかり流す仕組みと耐久性が求められる。加えて、継続的に使うため省エネ性能も重要になる。TOTOの高い節水技術と、自己発電で吐水・止水を賄う水栓金具の省エネ機能が評価され、採用が決まった。TOTOはブラジルでは比較的新しいブランドだが、地元の有力ブランドも含まれる審査で選ばれた。
 アレーナ・デ・サンパウロは、ブラジルの有力チーム、スポーツ・クラブ・コリンチャンス・パウリスタのホームスタジアムとして利用される。W杯の直前に完成し、6月12日(現地時間)の開会式と開幕戦(ブラジル−クロアチア戦)の会場になった。7月9日(同)には準決勝が行われる。2016年のリオデジャネイロ五輪でも使われる。【TOTO(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム

(EMF)

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