一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

清水建設、岩手県北上市で大規模太陽光発電所開発に着手、自社2カ所目の設備

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.06.17 【情報源】企業/2014.06.10 発表

 清水建設は、岩手県北上市で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の開発に、6月10日着手した。3月に運転を始めた「赤穂太陽光発電所」(兵庫県赤穂市)に続く、自社2カ所目のメガソーラー設備で、出力は3000kW(3MW)だ。発電した電力の全量を再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて東北電力に売電する。
 清水建設の100%出資で新たに設立した売電事業会社の北上太陽光発電が、建設資金の調達から完成後の施設運営まで手掛ける。メガソーラーは、約10億円を投じて北上市北上南部工業団地内に位置する、約6万m2の土地に造る。工期は6月から7カ月間を予定している。近く東北電力と1kWhあたり36円(税別)で、20年間売電する契約を結ぶ。
 清水建設は、長期ビジョンで示したストックマネジメント(施設の有効活用)事業とサステナビリティ(持続可能性)事業の強化方針に基づいて、メガソーラーでの売電事業を推進する。自社で第1号の赤穂太陽光発電所に加えて、今回北上市で開発を始めたメガソーラーも、長期的に安定収益をもたらし、業績に貢献すると期待している。
 赤穂太陽光発電所は、赤穂市西浜工業団地内の16万m2を超える土地に約35億円をかけて設けた。1万kW(10MW)の出力があり、4月から1kWhあたり40円(税別)で関西電力に売電している。清水建設は今後もメガソーラープラントに加え、陸上・洋上の風力発電地熱発電といった再生可能エネルギー関連施設の受注と、事業拡大を進める。【清水建設(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク