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環境ニュース[国内]

帝人、阪神甲子園球場の「エコスポンサー」契約を締結、リサイクルを一層推進

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2014.05.22 【情報源】企業/2014.05.19 発表

 帝人は、阪神甲子園球場を運営する阪神電鉄と、同球場の「エコスポンサー」契約を結んだ。ごみの削減と資源の再利用を目的に両者で展開しているプラスチックカップのリサイクルを一層推進するとともに、環境に配慮した球場への活動を帝人が支える。帝人は同球場のさまざまな環境への取り組みに全面的に賛同し、支援を決めた。
 帝人が甲子園球場のエコスポンサーになったことで、球場内外、阪神電鉄の車両、駅に掲示するポスターや、ウェブサイトなどに帝人の社名やロゴが表示され、同球場の環境に配慮した取り組みを紹介する。さらに、プラスチックカップのリサイクルを従来以上に進めることを狙いに、回収カップを使ったキャンペーングッズを共同で企画する。
 プラスチックカップのリサイクルは、帝人が甲子園球場とともに2012年から実施している。球場で販売する生ビールに使用するポリエステル製のプラスチックカップを球場内で回収し、帝人がポリエステル繊維に再生してきた。2013年度には約7tを回収し、リサイクルした繊維はオリジナルワッペンなどキャンペーングッズの原料になった。
 甲子園球場ではプラスチックカップのリサイクルによるごみ削減、石油消費量抑制に加え、太陽光パネルの設置やツタによる壁面緑化、雨水・井戸水の利用などを行っている。太陽光パネルは、プロ野球阪神タイガースがナイトゲームで使う年間の照明使用量に相当する発電電力量がある。帝人はエコスポンサーとしてこれらの活動も後押しする。【帝人(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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