一般財団法人環境イノベーション情報機構
2012年版 環境産業市場規模推計まとまる
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.04.11 【情報源】環境省/2014.04.11 発表
環境省は、平成26年4月11日、2012年版の環境産業市場規模推計を公表した。この推計は環境産業の実態を把握するため、環境産業の市場規模及び雇用規模の推計等を行い、これらの情報について環境行政の推進の基礎資料として活用するとともに、企業活動の参考にも資することを想定して社会に広く公表している。
公表によると、環境産業の市場規模はリーマンショック等の影響により2009年に縮小したが、2012年は約86兆円(前年比約4.8%増)となった。また、雇用規模については、2012年に約243万人(前年比3%増)となり、過去十年間、概ね増加する傾向であった。
市場規模推計結果及び産業連関表を参考として、環境産業の付加価値額及び輸出入額を試算したところ、2012年環境産業の付加価値額は約37兆円(2012年の名目GDPの約7.8%)、輸出額は約9.2兆円、輸入額は約1.9兆円であった。
これらの情報は、環境経済情報ポータルサイト上、「環境産業情報」において順次公表している。
http://www.env.go.jp/policy/keizai_portal/B_industry/index.html
【環境省】