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環境ニュース[国内]

京セラ、自動車生産設備会社が太陽光でPHVに充電して非常用にする仕組み構築

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.04.11 【情報源】企業/2014.04.08 発表

 京セラと、グループで通信、環境・エネルギーエンジニアリングの京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、トヨタ自動車系で自動車生産設備のシンテックホズミ(愛知県みよし市)と、太陽光発電システムでプラグインハイブリッド車(PHV)に充電した電力を災害時などの非常用電源に利用できる仕組みを構築した。
 京セラとKCCSのシステムは「ソーラーサイクルステーションfor EV(電気自動車)」で、太陽光発電システムで発電した電力を使って電動アシスト自転車を充電する、EV・PHV向けの「ソーラーサイクルステーション」だ。太陽光発電システムの電力でEV・PHVのバッテリーを充電し、蓄電した電力を非常用電源として供給できる。
 シンテックホズミは環境負荷低減と電力コストの削減を狙いに3月、京セラの多結晶シリコン太陽電池モジュール230kWを本社社屋の屋根に設置し、発電電力の自社利用を始めた。加えて、BCP(事業継続計画)対策でソーラーサイクルステーションfor EVを入れ、社有車で使用しているPHVのバッテリーに充電した電力を災害発生時に使えるようにした。
 仕組みの構築はシンテックホズミが立案し、KCCSが設計・施工を担当した。取り付けた太陽光発電システムは、災害で商用電力の供給が止まっても自立運転で電気が利用できる。PHVはエンジンで発電する機能があり、太陽光発電での充電が困難でも電力の確保が可能になる。ソーラーサイクルステーションfor EVで環境配慮と資産の有効活用を両立する。【京セラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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