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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、木質系一戸建てと耐震木造住宅で10kW以上の太陽光搭載商品発売

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.04.03 【情報源】企業/2014.04.01 発表

 ミサワホームは、木質系一戸建て「SUPER LIMITED(スーパーリミテッド)」と、耐震木造住宅「MJ Wood(エムジェイウッド)」で、10kW以上の太陽光発電システムを搭載する商品を4月1日に発売した。10kW以上の場合、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の全量買い取り方式によって発電した電力を20年間売電できる。利用者にとっては住宅ローンなど、家計負担の軽減につながるという。
 スーパーリミテッド、エムジェイウッドとも10kW以上の太陽光発電搭載住宅を「Solar Max(ソーラーマックス)」と名付けた。スーパーリミテッドは、耐震性や断熱性など基本性能を維持しながら、プランや販売期間の限定、工場稼働率の平準化や生産率を向上させることでコストダウンを図った企画商品である。ソーラーマックスでも1700万円台からの販売価格設定とした。
 エムジェイウッドは、木造軸組み工法と接合金物などの最新技術を融合させた耐震木造住宅の商品ブランドである。新たにラインアップしたソーラーマックスは10kW以上の太陽光発電システムを搭載する自由設計商品となる。南側の屋根面を大きく確保する片流れ屋根設計によって延べ床面積32坪(約106m2)のコンパクトな建物でも10.08kWの太陽光発電設備を可能にした。
 エムジェイウッドのソーラーマックスは、省エネ対策の最高等級4を上回る高断熱仕様も用意した。等級2相当と比べて光熱費が年間約8万円、20年で約160万円削減でき、売電収入と合わせると20年で約807万円の経済的メリットを得られる。消費税増税後も住宅取得支援策で実質負担増にならないケースもあり、ミサワホームは大容量太陽光発電による利点を訴えて展開する。【ミサワホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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