一般財団法人環境イノベーション情報機構
アジア3R推進フォーラム第5回会合開催 「ハノイ3R宣言」を採択
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2014.03.07 【情報源】環境省/2014.03.06 発表
環境省は、ベトナム天然資源環境省、国際連合地域開発センター(UNCRD)とともに、平成25年3月18日〜20日に、ハノイにおいて、アジア3R推進フォーラム第5回会合を開催した。会合には、アジア太平洋地域の33ヶ国から5人の大臣、22人の副大臣級をはじめ、国連機関、アジア開発銀行等の援助機関、民間企業、NGO/NPO等から、計約500名が参加した。
今回の会合は、「アジア太平洋における3R推進の基盤としての重層的な連携と協力枠組み」をテーマとし、[1] アジア太平洋におけるハノイ3R宣言(2013年-2023年)の実施に向けて、[2] 3R政策・計画の促進・実施に向けた国家間協力及びパートナーシップ、[3] 北南南協力を通じた都市間・地方自治体間協力、[4] 3R・廃棄物管理における実行可能なビジネス・モデルの開発・支援を見据えた 3者間協力(政府-科学研究機関-民間セクター)、[5] 産業間の連携、地方自治体とNGOの連携等の5つのラウンドテープル、[6] 小島嶼開発途上国(SIDS)におけるハノイ3R宣言(2013年-2023年)の実施促進方法、[7] アジア太平洋3R推進フォーラムとの潜在的相乗効果が見込まれる3R促進に係 る新たな協力基盤としてのCCAC(短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化のコアリション)都市廃棄物イニシアティブ、などに関する議論を行い、スラバヤ3R宣言を採択した。
なお、スラバヤ3R宣言は、3Rの効果的な実行に向けた国家間協力、北南南協力、都市間・地方自治体間協力、産業間連携、政府・非政府間連携等の推進を表明するもので、資源効率及びゼロ廃棄物社会への移行に向けたハノイ3R宣言の目的を補完するものです。【環境省】