カーボン・オフセットのあり方に関する指針改定案まとまる　意見募集開始

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.03.04 【情報源】環境省／2014.03.03 発表

　環境省は、「我が国におけるカーボン・オフセットのあり方に関する指針」の改定案について、平成26年3月14日まで意見の募集を行う。
　我が国におけるカーボン・オフセットのあり方に関する指針は、策定から約6年が経過し、社会的状況が大きく変化していなか、地域社会においては、人や資金の都市への集中等による過疎化、農林業の担い手の減少等が進み、地域経済の低迷が生じ、地球温暖化対策はこれらの実情に応じて実施されることが求められている。また、2011年に起きた東日本大震災の影響から我が国におけるエネルギー事情は不安定な状況にあり、その中で地球温暖化対策を進めていくためには、自主的かつ主体的な取組としてのカーボン・オフセットの重要性は今後も引き続き高まっていくものと考えられる。
　今回の改正は、上記のような社会状況の変化に対応し、カーボン・オフセットを社会全体で取り組む仕組みへと発展させるために、国内外での先進的な取組やこれまで得られてきた知見を基に、改めて国内における法規制に拠らない取組としてのカーボン・オフセットの基本的なあり方をまとめ、必要は見直しを行ったもの。
　意見の提出方法等詳細に関してはプレスリリースを参照のこと。【環境省】