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環境ニュース[国内]

群馬県内の公共用水域における放射性物質モニタリング 平成25年10月−12月分の測定結果公表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2014.02.07 【情報源】環境省/2014.02.07 発表

 環境省は、平成26年2月7日、群馬県内の公共用水域における放射性物質モニタリングの平成25年10月1日〜12月13日採取分の測定結果について、とりまとまめ公表した。
 今回の調査では、群馬県内の公共用水域における環境基準点等72地点(河川:48地点、湖沼・水源地:24地点)の水質・底質の放射性物質濃度(放射性セシウム)の他、水質・底質採取地点近傍の周辺環境(河川敷等)の土壌の放射性物質の濃度及び空間線量率を測定した。

 結果概要は以下のとおり。
 (※は前回(H25年7−9月)測定結果)

[1]水質(検出下限値:1Bq/L)
・放射性セシウム(Cs134+Cs137):全地点において不検出
 (※全地点において不検出)
<参考>
 食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(飲料水)
 (平成24年3月15日厚生労働省告示第130号)
  放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/kg
 水道水中の放射性物質に係る目標値(水道施設の管理目標値)
 (平成24年3月5日付け健水発0305第1号厚生労働省健康局水道課長通知)
  放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/kg

[2]底質 (検出下限値:10Bq/kg(乾泥))
河川
 Cs134+Cs137:不検出 〜 1,560Bq/kg(乾泥)
 (※不検出 〜 980Bq/kg(乾泥))
湖沼・水源地)
 Cs134+Cs137:74 〜 4,300Bq/ kg(乾泥)
 (※110 〜 3,500Bq/kg(乾泥))

[3]周辺環境
河川
 Cs134+Cs137:10 〜 7,500Bq/ kg(乾)
 (※15 〜 12,200Bq/kg(乾))
 空間線量:0.04 〜 0.25μSv/h
湖沼・水源地)
 Cs134+Cs137:37 〜 7,600Bq/ kg(乾)
 (※138 〜 8,300Bq/kg(乾))
 空間線量:0.05 〜 0.26μSv/h

 環境省では、放射性物質濃度は、地点によって採取回ごとの試料の採取場所及び性状のわずかな違いによっても数値の上下変動にばらつきが見られると考えられることから、継続的に河川湖沼等の水質、底質等における放射性物質の測定を実施するとしている。
 なお、東日本大震災の被災地における放射性物質関連の環境モニタリング調査(公共用水域)の結果についは、今後、原則として環境省HP環境モニタリングhttp://www.env.go.jp/jishin/rmp.html#monitoring )から公表するとしている。

【環境省】

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