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環境ニュース[国内]

和歌山県 メタンハイドレート調査 気泡5カ所、存在有望

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.02.07 【情報源】地方自治体/2014.01.14 発表

 石油などの代替エネルギーとして注目されるメタンハイドレートについて、和歌山県は、昨年11月に潮岬沖で実施した調査で9カ所確認された柱状に立ちのぼる気泡のうち、メタンハイドレートの目印となる「メタンプルーム」が5カ所あったと発表した。
 県産業技術政策課によると、メタンプルームはメタンガスの気泡の密集帯で、その下にメタンハイドレートが存在する可能性が非常に高いという。調査は独立総合研究所(東京都江東区)に委託して実施され、昨年11月26、27日に県の漁業調査船「きのくに」の魚群探知機で海中に音波を発して反射波を調べた。
 9カ所の海底で水深約1700〜700m付近に立ちのぼる気泡を確認したが、そのうちメタンプルームは5カ所のみで、他の4カ所については探知機が魚など別のものに反応したとみられる。
 1月28〜30日には、前回調べた潮岬沖約15kmの南側の海底(水深約1600〜1800m)を調査。調査結果は前回のデータとともに同研究所が分析し、3月末に詳細を報告する予定。 商工観光労働部企業政策局産業技術政策課 TEL:073-441-2373 【和歌山県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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