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環境ニュース[国内]

JFEエンジ、福島のゴルフ場跡地に計画のメガソーラー建設を受注、地形を活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.02.05 【情報源】企業/2014.02.03 発表

 JFEエンジニアリングは、福島県須賀川市のゴルフ場跡地に計画されているメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を受注した。現状の地形や起伏を最大限に活用し、造成工事を最小限にとどめる提案が評価された。オリジナル健康食品の企画販売・化粧品販売などを手掛けるサニーヘルス(長野市)が設置し、2015年3月の完成を予定している。
 メガソーラーは「サニーソーラー福島中央発電所」の名称で、26.2MW(2万6200kW)の設備容量があり、約10万5000枚の太陽電池パネルを取り付ける。年間で一般家庭8000世帯分の年間消費電力量に相当する2600万kWhの発電電力量を見込んでいる。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して東北電力に全量を売電する。
 閉鎖されていた「福島空港ゴルフクラブ」の遊休地をサニーヘルスが購入し、メガソーラーを開発して発電事業を行うプロジェクトとなる。JFEエンジは、金融面の支援を担当するオリックスと企業連合を組み、ゴルフ場の地形を生かす視点からパネルのレイアウトなどを提案して受注した。パネルはゴルフ場の各コースに設置する。
 JFEエンジは、これまでに全国で40カ所以上のメガソーラーを受注した。今後も太陽光発電への投資が予想される中、2015年度末までに300MW(30万kW)分のメガソーラーを手掛けることを目標にしている。今回受注したゴルフ場跡地の有効利用をはじめ、顧客のさまざまなニーズに対応して太陽光発電設備を取り付けるエンジニアリングを推進する。 【JFEエンジニアリング(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(EMF)

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