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環境ニュース[国内]

大京、「ライオンズマンション」に太陽光発電システムの全量売電サービス導入

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.01.21 【情報源】企業/2014.01.16 発表

 大京は、マンションブランド「ライオンズマンション」に、太陽光発電システムの全量売電サービスを導入する。3月下旬販売予定の「ライオンズ久米川駅前」(東京都東村山市)を対象にする。ライオンズマンションで既に採用している電力一括購入システム、マンションエネルギー管理システム(MEMS)と併せ、環境に配慮した暮らしを提案する。
 太陽光発電システムの全量売電サービスは、大京とオリックスが出資した電力一括購入・配電事業を手掛けるオリックス電力が行う。マンションに設置した太陽光発電システムで発電した電力の全てを、電力会社に売電する仕組みだ。マンションの各家庭の電気料金から、太陽光発電の売電と電力一括購入サービスによって削減された金額を割り引く。
 一般的な家庭の電気使用量・料金と比べ、MEMSでマンションエネルギーを「見える化」することで電気使用量は約10%削減でき、電力一括購入システムで電気料金を約5%削減する。加えて、今回初めて導入する太陽光発電システムの全量売電サービスが電気料金を約12%下げる。これらの3つの効果を合わせると約27%の電気料金削減が可能になる。
 ライオンズ久米川駅前は、西武新宿線の久米川駅徒歩2分に立地し、15階建て総戸数58戸で、2015年7月の完成・入居開始を予定する。ライオンズマンションでは2011年にオリックス電力の電力一括購入システムを採り入れ、2013年6月から電力一括購入システムを導入した新築物件にMEMSとスマートメーター(次世代電力量計)を標準搭載している。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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