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環境ニュース[国内]

積水ハウス、住宅緑化推進プロジェクトで住宅地への植栽本数累積1000万本達成

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.01.16 【情報源】企業/2014.01.10 発表

 積水ハウスは、生態系保全を目的に顧客とともに2001年から進めてきた住宅緑化推進プロジェクトで、住宅地への植栽本数累積1000万本を2013年12月末に達成した。庭づくり・まちづくり「5本の樹」計画と呼び、建物の設計段階から外構・造園計画を一体に考える方法を推進してきた。今後は緑化提案メニューを拡充して計画の範囲を広げる。
 5本の樹計画は、「3本は鳥のために、2本はチョウのために、地域に合わせた日本の在来樹種を」をスローガンに、気候風土別に地域に適した自生種・在来種を中心にした庭づくりを提案する内容となる。5本の樹を増やすことで住宅地と森や里山を結ぶ生態系ネットワークの形成を目指すと同時に、自宅の庭で季節を感じられるようにする。
 積水ハウスは、エクステリア(庭や外構など建物の外側)事業の売上高が年間500億円規模あり、日本最大の造園会社ともいえることから、5本の樹計画を始めた。一戸建て住宅だけでなく、分譲地などの街づくりやマンションといった大規模建築でも一定の基準を設けて緑豊かな街並みを実現する植栽を施し、賃貸住宅でも緑化に取り組んだ。
 5本の樹計画開始当初の2001年度の年間植栽本数は55万本だったが、その後2009年度を除いて毎年順調に増加し、2010年度に91万本、2011年度は96万本となり、2012年度には初めて100万本を突破していた。積水ハウスは植栽本数累積1000万本を機に今後、都市部の3、4階建て住宅でも緑化できるように壁面緑化など提案メニューを充実させる。【積水ハウス(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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