一般財団法人環境イノベーション情報機構
富士経済、国内の住宅リフォーム市場調査結果を公表 〜2013年度 太陽光発電、HEMSなど「スマートハウス」リフォーム市場は4割増加〜
【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.12.20 【情報源】企業/2013.12.05 発表
富士経済は、住宅リフォーム市場について、2012年から2016年度の市場動向を「新・住宅リフォーム市場の現状と将来性 2013」としてまとめた。調査は、リフォームを手がける業種・業態別、リフォーム内容種別で整理。特にエネルギー関連のリフォーム内容別などに注目し調査をまとめている。調査結果では、2012年度の住宅リフォーム事業全体を7兆7,884億円、前年度比3.4%増(主要3業態・元請金額ベース)とし、2013年度も消費税増税の駆け込み需要などで5.2%の増加を予測している。
住宅用太陽光発電、エネファームなどの創エネ機器やHEMS導入のリフォーム(スマートリフォームとしている)市場規模は、2012年度で5,327億円、さらに2013年度は40%の伸びを見込み、2016年度には1兆円超規模を予測した。
断熱リフォームでも2013年度は2桁成長を維持、2014年度に2,450億円規模の市場を予測している。新省エネ基準適合への取り組みが継続するため、消費税増税の反動減があっても、2016年度で2700億円程度の市場規模に伸びるとしている。【(株)富士経済】