平成25年度二国間オフセット・クレジット制度を利用したプロジェクト設備補助事業　四次公募分の結果公表

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.12.13 【情報源】日本／2013.12.13 発表

　環境省は、平成25年12月13日、平成25年度二国間オフセット・クレジット制度を利用したプロジェクト設備補助事業の四次公募の結果を公表した。
　この事業では、途上国において、二国間オフセット・クレジット制度（JCM/BOCM）により、我が国企業が有する技術等を活用してCO2排出削減事業を実施し、測定・報告・検証（MRV)を行ってもらう。それにより算出された排出削減量を、二国間オフセット・クレジット制度により日本の排出削減量として記録することを前提として、事業者に対し初期投資費用の1／2までの設備補助を行う。
　平成25年10月15日〜10月29日まで四次公募を行い、インドネシアで豊田通商（株）が実施する飲料製造工場における冷温同時取出し型ヒートポンプ導入による省エネルギー事業（CO2想定削減量585tCO2/年）、荏原冷熱システム（株）が実施する紡績工場の空調に係るエネルギー削減事業（CO2想定削減量592tCO2/年）、ベトナムで（株）前川製作所が実施する水産加工分野への高効率NH3ヒートポンプ導入プロジェクト（CO2想定削減量793tCO2/年）の3件を採択候補とした。【環境省】