一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省 平成25年度水生生物放射性物質モニタリング調査 7月調査の結果を公表
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2013.12.10 【情報源】環境省/2013.12.10 発表
環境省は、平成25年12月10日、平成25年度水生生物放射性物質モニタリング調査の7月に実施した調査結果を取りまとめ公表した。この調査は、平成25年7月9日〜31日に福島県内を中心に河川6ヵ所、湖沼4ヵ所、海域3ヵ所の計13ヵ所で採取した水生生物等の放射性物質(Cs-134、Cs-137)濃度を測定したもの。
公表によると、河川及び湖沼の植物(藻類等)でND〜8,000Bq/kg-wet、水生昆虫でND〜1,500Bq/kg-wet、甲殻類で29〜1,390Bq/kg-wet、貝類で7.3〜120Bq/kg-wet、魚類でND〜2,950Bq/kg-wet、両生類で2.8〜1,100Bq/kg-wet、粗粒状有機物(枯葉等)で162〜4,300Bq/kg-wetを検出した。また、海域では植物(藻類等)でND〜21q/kg-wet、ウニ、ヒトデ、ナマコで5.0〜31Bq/kg-wet、甲殻類で0.5〜20Bq/kg-wet、ゴカイで10Bq/kg-wet、貝類で1.7〜15Bq/kg-wet、魚類で1.4〜106Bq/kg-wetを検出した。
環境省では、継続的に水生生物の放射性物質測定を実施(年3〜4回程度を予定)するとしている。【環境省】