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環境ニュース[国内]

東芝、福島空港の敷地内のメガソーラー事業に太陽光パネルなどを寄贈

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.12.05 【情報源】企業/2013.12.02 発表

 東芝は、福島県須賀川市・玉川村の福島空港敷地内の大規模太陽発電(メガソーラー)事業に太陽光発電パネルとパワーコンディショナー(電力変換器)を寄贈する。同県が推進する再生可能エネルギーでの発電事業となり、東芝は2011年3月の東日本大震災からの復興のシンボルに位置付けられる同事業の趣旨に賛同した。
 敷地内計2haに約1.2MW(1200kW)の太陽光発電設備を設置して発電する事業で、2014年3月の運転開始を予定している。一般家庭約330世帯分に相当する約117万9000kWhの年間発電電力量を見込む。福島県は、再生可能エネルギーを利用した発電事業の拠点と、経済産業省の認定を受けた「次世代エネルギーパーク」の中核施設にする。
 東芝は発電設備容量の約4割にあたる500kW分の太陽光発電パネルと、500kWのパワーコンディショナー1台を贈る。太陽光発電パネルは、東芝が取り扱っている米国の太陽電池メーカー、サンパワー製の250Wパネル2000枚。福島空港のメガソーラー事業は、県が中心に出資・設立した事業会社、福島発電(福島市)が手掛ける。
 太陽光発電設備は空港敷地内に点在する形で設置され、北発電所、南発電所と名付けた容量各500kWの場所と、ソーラーパークと呼ぶ169kW、追尾型太陽光実証サイト22kWで構成する。見学台を2カ所に造り、空港建物内には展示施設を設ける。事業にあたって県民参加型のファンドをモデル導入し、地域に利益が還元する仕組みにする。【大王製紙(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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