一般財団法人環境イノベーション情報機構
カーシェアリング・ジャパン、チャイルドシートを搭載する車両を約5倍に増車
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.11.27 【情報源】企業/2013.11.25 発表
三井物産グループで「カレコ・カーシェアリングクラブ」の名でカーシェアリングサービスを展開するカーシェアリング・ジャパン(CSJ)は、チャイルドシートを搭載する車両を12月1日に従来の約5倍に増やす。小さな子供がいる家族でも使いやすくすることで、利用拡大を図る。子育て世代会員からの要望に応えた。CSJは、本社(東京・恵比寿)で3歳児までを対象にしたチャイルドシートを無償で貸し出しているほか、2011年12月に主要なカーシェアリング会社で初めて、チャイルドシート搭載車両を導入した。現在は4カ所4台だが、 今回、追加設置を求める声が多かった地域を中心に15カ所15台を加え、計19カ所19台に拡大する。
新規導入するのは、東京都の渋谷、品川、目黒区各3カ所、世田谷区2カ所、港、江戸川区各1カ所と、川崎市中原区、さいたま市中央区各1カ所となる。これまでは川崎市宮前区、さいたま市南区、埼玉県川口市、千葉県船橋市の計4カ所だけで都内にはなかった。搭載する車両を増やした後も引き続き本社で無償貸与する。
4〜6歳児向けのジュニアシートは全車に標準装備する。カレコは首都圏を中心に11月18日時点で670カ所・763台でサービスを実施している。環境意識の高まりを受けてカーシェアリングの利用が進む中、今後2年間で約2倍の1500台規模にする。チャイルドシート搭載車両の増車をはじめ利便性向上で一層の普及を目指す。【カーシェアリング・ジャパン(株)】