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環境ニュース[国内]

ダイキン工業、鳥取市の研修所が砂丘環境保全・再生で「みどりの社会貢献賞」

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.11.27 【情報源】企業/2013.11.25 発表

 ダイキン工業の鳥取市のグローバル研修所「ダイキンアレス青谷(あおや)」が、希少な海浜砂丘環境保全・再生の取り組みで公益財団法人都市緑化機構主催の2013年度「みどりの社会貢献賞」を受賞した。同研修所で行っている植生調査を踏まえた継続的な植生・植栽管理が、海浜砂丘の植生を守る象徴的な活動として評価された。
 ダイキンアレス青谷は世界規模でグループの人材を育成する研修施設で、2008年5月に設立した。歩くと「キュッキュッ」と音を出す鳴り砂で知られる井手ヶ浜に近い海外沿いにある。海岸から内陸にかけて徐々に移行していく自然植生が見られるが、近年海浜砂丘と自然植生が失われていることから、環境を守る活動を進めている。
 本来あるべき自然に近付けることを狙いに中長期的な視点で復旧・整備を進める。植生調査で海岸砂浜特有の立地条件をきめ細かく把握したうえで、専門家のアドバイスを受けて植生・植栽のモニタリングや育成管理を実施している。現地や周辺で採取した種子、挿し木から増殖した苗木を再び導入するなどして復元を目指している。
 みどりの社会貢献賞は、地域貢献や生物多様性保全の環境活動で顕著な功績が認められる緑地を表彰する制度となり、2013年度に創設された。緑地の永続性、良好な管理、機能発揮の3つの基準に基づいて審査される。ダイキンアレス青谷は、都市緑化機構の「生物多様性につながる企業のみどり100選」にも2010年に認定されている。【ダイキン工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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