一般財団法人環境イノベーション情報機構
大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)第23回通常会合開催 結果発表
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2013.11.26 【情報源】水産庁/2013.11.26 発表
水産庁は、平成25年11月18日から25日まで、南アフリカのケープタウンで大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)第23回年次会合が開催されたと発表。今回の年次会合では、[1]東大西洋のクロマグロの保存管理措置、[2]西大西洋のクロマグロの保存管理措置−−などについて協議をおこなった。
その結果、東大西洋のクロマグロの保存管理措置については、科学委員会において、東大西洋のクロマグロ資源は回復傾向にあるものの漁獲可能量(TAC)は現状程度に維持すべきとの勧告を受けて、2014年の漁獲可能量(TAC)は現状維持の13,400トンに設定され、日本の割当量についても現状維持の1,139.55トンとされた。なお、水産庁では、来年に資源の再評価がなされ、漁獲可能量(TAC)が増大する可能性があるとしている。
西大西洋のクロマグロの保存管理措置については、科学委員会において、西大西洋のクロマグロ資源は現行の漁獲枠を維持すべきとの勧告を受け、2014年の漁獲可能量(TAC)は現状維持の1,750トンに設定され、日本の割当量についても現状維持の301.64トンとされた。【水産庁】