一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成25年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)の「実証対象技術」3件選定
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2013.11.15 【情報源】環境省/2013.11.15 発表
環境省は、平成25年11月15日、平成25年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)の実証機関であるNPO法人地中熱利用促進協会が選定した3件の「実証対象技術」を承認したと発表。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的として行う事業。
今回承認した実証対象技術は、サンポット株式会社の「地中熱ヒートポンプユニットGSHP-3003URF」、株式会社イノアック住環境の栃木県宇都宮市の病院における地中熱交換井とU字管(GUP-25AN)及び(GUP-30AN)の3件。これにより、環境省が承認した実証対象技術は、8月27日付公表のものと合わせて計4技術となった。
今後、実証対象技術ごとの実証試験計画を策定した後、実証試験を順次実施し、年度末までに実証試験結果報告書を取りまとめ、公表する予定。【環境省】