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環境ニュース[国内]

東日本大震災が沿岸地域の自然環境に及ぼした影響に関する調査結果まとまる

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2013.11.11 【情報源】環境省/2013.11.08 発表

 環境省は、平成25年11月8日、東日本大震災が沿岸地域の自然環境に及ぼした影響に関する調査結果を公表した。
 公表によると、青森県から千葉県までの津波浸水範囲の植生変化は、津波の被害があった場所に雑草が繁茂している状況(荒地化)が全体の約30%と最も多く、次に造成地やがれき置き場など(人為的改変)が全体の約10%であったことが判明した。また、太平洋沿岸の砂浜・泥浜の調査では、震災前後では、砂丘植生海岸林が合計で約1,300ha減少し、多くは造成地等の人為的改変や荒地などに変化していることが判明した。
 環境省では、今回の成果を11月13日から宮城県仙台市で開催される第1回アジア国立公園会議において発表するほか、青森県から千葉県までの太平洋沿岸域における自然環境の情報を収集・整理・提供するためのウェブサイト「しおかぜ自然環境ログ」( http://www.shiokaze.biodic.go.jp

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