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環境ニュース[国内]

日本コカ・コーラ、「ピークシフト自販機」初年度設置目標を3カ月前倒しで達成

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.11.11 【情報源】企業/2013.11.06 発表

 日本コカ・コーラは、省エネ型の飲料自動販売機「ピークシフト自販機」の初年度設置目標に掲げた2万5000台を3カ月前倒しして9カ月で達成した。これに伴って初年度の台数を12%増の2万8000台に上方修正した。節電しながら冷たい製品が提供できることが広く認知されたことに加え、静音性が病院などで評価されて設置が進んだ。
 ピークシフト自販機は冷却用の電力を、電力使用がピークになる日中から、比較的電力に余裕がある夜にシフトする仕組みで、夏のピーク時間帯を含む最長16時間、冷却用の電力を完全に停止して日中の消費電力95%削減しながら、冷たい飲み物が24時間提供できる。冬も同様に、最長で電力を14時間停止することが可能になっている。
 2011年3月の東日本大震災後の節電では、需要がピークになる日中時間帯の電力使用の抑制が求められていることから、日本コカ・コーラは、ピーク時の電力使用を抑えながらいつでも冷たい飲み物が届けられるピークシフト自販機を開発した。1月に全国で設置を始め、計画より速いペースで進み、6月に1万5000台を突破していた。
 ピークシフト自販機の節電・省エネ実験を北九州八幡東区で実施した。その結果、需給状況によって変動する電力料金(ダイナミックプライシング)発動日には、従来型省エネ自販機と比べて製品1本当たりの電気料金が半額になり、運用コストが削減できることも実証された。日本コカ・コーラは今後もピークシフト自販機の普及を進める。【日本コカ・コーラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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