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環境ニュース[国内]

積水ハウス、エネルギーを分かりやすく「見える化」する対話型HEMSの運用開始

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.10.17 【情報源】企業/2013.10.15 発表

 積水ハウスは、エネルギー情報を分かりやすく「見える化」する対話型の住宅エネルギー管理システム(HEMS)を開発し、運用を始める。HEMSメーカーに依存することなく住宅や顧客の情報を一元管理し、きめ細かなサービスを提供する。同社のスマートハウス(次世代型環境配慮住宅)「グリーンファーストゼロ」契約物件が対象となる。
 対話型HEMSは「あなたを楽しませ隊」と名付けた。HEMSは2カ月から半年で見られなくなることが多いという実証結果や、データ分散を避けてHEMSを1メーカーに限定することが一般的なことから、住宅オーナーごとに建物や庭のデータも加えて最適化したエネルギー以外のサービスが提供できない、といった従来のHEMSの課題を解決する。
 表示画面ではエネルギーの数値だけでなく、説明役のキャラクターが住宅オーナーに常に語りかけ、エネルギー情報や手入れ、生活、タウン情報を提供する。オーナーは興味のある話題を選び、回答に対してさらに聞き返す対話が楽しめる。エネルギーの「見える化」画面では、好みや必要とする情報に応じて詳細な表示が使い分けできる。
 住宅オーナーごとのサービスでは、家族構成、設置設備、庭木の種類、住宅のメンテナンス履歴など、積水ハウスが把握するオーナー情報に基づき、気象情報なども利用し、節電・創電アドバイスなどエネルギー関連に加え、子育て、健康、防犯、ガーデニングなど生活全般のサポートを実施する。3年間で3万戸の住宅への導入を目標にした。【積水ハウス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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