一般財団法人環境イノベーション情報機構
水銀に関する水俣条約に92か国が署名
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2013.10.15 【情報源】環境省/2013.10.15 発表
平成25年10月9月から11日まで、国連環境計画(UNEP)の主催により、水銀に関する水俣条約外交会議が熊本県熊本市及び水俣市において開催された。水俣条約は、水銀の一次採掘の禁止から貿易、水銀添加製品や製造工程、大気への排出、水銀廃棄物に係る規制に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める初めての条約。平成25年1月に合意されている。
この会議には、60か国以上の閣僚級を含む139か国・地域の政府関係者の他、国際機関、NGO等、1,000人以上が出席、水銀に関する水俣条約が全会一致で採択され、92か国(含むEU)が条約への署名を行った。【環境省】