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環境ニュース[国内]

パナホーム、岩手県と岐阜県に「ファミリーの森」、1年間で1万本を植樹

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.10.04 【情報源】企業/2013.09.30 発表

 パナホームは、「パナホームファミリーの森」と名付けた植樹地を岩手県宮古市と岐阜県高山市に10月に開設する。2014年9月までの1年間で1万本の木を植える。創業50周年記念プロジェクトの一環となる。社員の寄付で1500本を植樹することに加え、期間中に新築住宅を契約した施主につき1本を植え、2カ所合わせて1万本を目標にする。
 宮古市は、魚群を集めるために設ける海岸沿いの森林を指す魚付き林の育成と東日本大震災の被災地復興、高山市は森林再生啓発と水源かん養林育成が目的となる。まず10月に、パナホーム社員の寄付金で宮古市に645本、高山市に855本の計1500本を植え、2014年10月に施主あたり1本を植樹する仕組みとなる。
 施主の建築地、社員の勤務地を基準に、関東・東北は宮古市、中部・近畿・中国・四国・九州は高山市に植樹する。施主は一戸建て・集合住宅の新築請負契約、分譲住宅やマンションの購入契約者が対象となり、施主名で植林証明書を発行するほか、建物を引き渡す際に直径約7mmのハート形の実ができる「ハートツリー」の鉢植えを贈る。
 植樹は、記念樹を植えて森林再生と地域振興につなげるNPOのプロジェクトを通じて実施する。パナホームは2013年に創業50周年を迎え、4月には記念事業として本社ビル敷地内に地域の生態系ネットワーク保全などを狙いに緑化ゾーンを開設した。パナホームファミリーの森は、記念プロジェクトの社内公募で採択した提案を具体化した。【パナホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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