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環境ニュース[国内]

農水省 平成24年度遺伝子組換え植物実態調査結果を公表

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2013.09.25 【情報源】農林水産省/2013.09.24 発表

 農林水産省は、平成24年度遺伝子組換え植物実態調査結果につて平成25年9月24日までに取りまとめ、公表した。
 この調査は、平成18年度から、遺伝子組換え植物がその生育範囲を拡大したり、遺伝子組換え植物に組み込まれている遺伝子交雑可能な近縁種に広がったりしていないかどうかを知るために、輸入港の周辺地域において遺伝子組換えセイヨウナタネの生育状況や、その近縁種(カラシナ、在来ナタネ)対象に実施しているもの。平成21年度からは、ダイズ及びその近縁種(ツルマメ)についても対象に追加している。
 公表によると、遺伝子組換えセイヨウナタネの生育場所は、主に植栽帯等の幹線道路沿いであり、平成23年度までの生育範囲内に留まっていた。また、近縁種であるカラシナ及び在来ナタネとの交雑は見られなかった。
 ダイズについては、平成23年度までと同様に、遺伝子組換え体か否かに関わらず、あまり生育していなかった。また、遺伝子組換えダイズと近縁種であるツルマメとの交雑は見られなかった。
 農林水産省では、タネ類、ダイズ及びツルマメとも、経年的な変化を見るため、今後も継続して調査するとしている。【農林水産省】

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