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環境ニュース[国内]

イオン、「イオンモール幕張新都心」開店、商業施設最大規模の太陽光発電導入

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.09.25 【情報源】企業/2013.09.19 発表

 イオンは、大型商業施設「イオンモール幕張新都心」を千葉市美浜区に12月20日開店する。イオンが展開する次世代の環境配慮型店舗「スマートイオン」となり、商業施設として最大規模の太陽光発電設備をはじめ、さまざまな環境・省エネ関連設備を導入する。開店を前に11月17日に植樹祭を開き、地域の約5000人が参加して約5万本を植樹する。
 再生可能エネルギーの利用やLED(発光ダイオード)照明、コージェネレーション熱電併給)システムの採用、環境性能評価の認証取得など先進的な取り組みでエネルギー消費とCO2排出を抑える。太陽光発電設備の容量は1750kW(1.75MW)と大規模太陽光発電所並みで、年間で一般住宅約450戸の使用電力量にあたる180万kWの電力が発電できる。
 共用部と核店舗「イオン幕張新都心」の照明はLEDが100%となり、各専門店も大部分がLED照明を採用する。建物で発生する排水を処理してトイレに再使用し、一般住宅10万戸分の水道使用量に相当する年間10万m3の水を削減する。さらに、冬季の冷房に外気を利用することで空調用熱源の冷凍機の運転を不要にする。建物の一部には壁面緑化を施す。
 急速7台、普通10台の電気自動車充電器も備える。災害時の復興拠点の役割を持ち、930kWのガスコージェネレーションシステムと、868kWの非常用発電機を設置する。停電しても建物最大電力の20%が供給できる。敷地面積は約19万2000m2となり、「グランド」「ファミリー」「アクティブ」「ペット」の4つのモールで構成し、約350店が出店する。【電源開発(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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