一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成25年度地域主導型再生可能エネルギー事業化検討業務 10件を採択
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.09.17 【情報源】環境省/2013.09.17 発表
環境省は、平成25年9月17日、平成25年度地域主導型再生可能エネルギー事業化検討業務に採択事業を公表した。この事業は、地域主導による地域の特性を活かした再生可能エネルギー導入事業の事業化計画策定手法の確立に向けて、事業化計画の策定のための検討等を行う協議会活動を支援し、事例を収集することを目的とするもの。
平成25年6月18日から7月17日までの公募期間に応募のあった37件の提案の中から以下の10件を採択した。
○有限会社三素(北海道富良野市)の小水力、太陽光の検討
○有限会社白神アグリサービス(青森県鰺ヶ沢町)の風力発電、木質バイオマス、
バイオオイル・ブリケット燃料
○有限会社松田林業(岩手県大船渡市、陸前高田市、住田町内)の木質バイオマス
(木質チップ、薪、木質ペレット)の検討
○特定非営利活動法人グリーンハート(岩手県一関市)の太陽光、バイオマス、
地熱の検討
○野田村商工会(岩手県九戸郡野田村)の陸上風力発電の検討
○群馬県中之条町(群馬県吾妻郡中之条町)のバイオマス(木質バイオマス)の
検討
○重田商事株式会社(群馬県吾妻郡長野原町)のバイオマスメタン発酵ガス化
発電の検討
○特定非営利活動法人いすみライフスタイル研究所(千葉県いすみ市内)の
バイオマス発電、バイオマス熱利用、太陽光発電、太陽熱、地中熱の検討
○一般社団法人サステナブル地域づくりセンター・HIROSHIMA(広島県世羅町)の
太陽光発電の検討
○球磨村森林組合(熊本県球磨郡球磨村)の木質バイオマス(電熱併給)の検討
なお、環境省では、事業化協議会の設置・運営に関する取組を支援し、これらの事例収集を通じて、地域の住民等が参画できる再生可能エネルギー導入事業の円滑な立ち上げのための事業化計画策定手法を確立したいとしている。【環境省】