一般財団法人環境イノベーション情報機構
「2013年IWC/日本共同北太平洋鯨類目視調査」 結果概要を公表
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2013.09.10 【情報源】水産庁/2013.09.09 発表
水産庁は、平成25年9月9日、2013年IWC/日本共同北太平洋鯨類目視調査の結果概要を公表した。この調査は、国際捕鯨委員会(IWC)の太平洋鯨類生態系調査プログラム(IWC-POWER)に基づき、水産庁とIWCが共同で平成22年から実施しているもの
公表によると、主な発見鯨種は、ナガスクジラ(3群3頭)、イワシクジラ(4群4頭)、ニタリクジラ(54群64頭)、マッコウクジラ(67群99頭)であった。
この内、各鯨種の系群構造の解明等に役立てるため、ナガスクジラ1頭、イワシクジラ1頭、ニタリクジラ6頭からバイオプシーサンプルを採取した。
また、各鯨種の回遊生態や生活史を解明するため、ナガスクジラ3頭、イワシクジラ2頭、ニタリクジラ6頭の個体識別写真を撮影した。【水産庁】