一般財団法人環境イノベーション情報機構
ダスキン、人工光型植物工場のクリーンコントロール(衛生管理)認証を初取得
【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2013.09.03 【情報源】企業/2013.08.29 発表
ダスキンは、人工光型植物工場のクリーンコントロール(衛生管理)認証を日本で初めて取得した。最高レベルの「ゴールド」認証となる。環境保全と福祉をテーマに持続的社会の創造を目指すNPO法人、イー・ビーイング(大阪市住之江区)が主宰する第三者評価委員会(TPAC)の審査の結果、認められた。取得したのは、生産物・生産システム第三者評価委員会(TPAC-PPS)の「クリーンコントロール認証」。環境、安全・安心、ユニバーサル性、社会性の視点で生産物・生産システムを評価して認証する。ダスキンは、植物工場生産物・生産システム分野の人工光型植物工場で最高位となる「ゴールド」認証を取得した。
人工光型植物工場でのクリーンコントロールは、定期的な衛生調査、報告と改善提案、維持管理、人材教育で構成する。定期的な衛生調査はリストでの定期的なチェックと抜き取りなどの衛生検査、維持管理はマットなどの衛生用品を使った衛生環境の維持、人材教育は衛生管理の従業員向け講演などとなる。
人工光型植物工場は、閉鎖された空間の中で蛍光灯やLED(発光ダイオード)などの人工光を利用して野菜を栽培するシステムを指す。水耕栽培や養液栽培によって温度、湿度、CO2濃度などの環境条件をコントロールして栽培する。ダスキンは認証取得を受けて質の向上を図り、今後サービス導入のための検証を行う。【(株)ダスキン】