一般財団法人環境イノベーション情報機構
九州版の環境経済観測調査(平成25年6月)結果まとまる
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2013.08.30 【情報源】環境省/2013.08.30 発表
環境省九州地方環境事務所は、平成25年8月30日、九州版の環境経済観測調査(平成25年6月)を公表した。公表によると、九州地域の企業が有望と考える環境ビジネスは、省エネルギー自動車を挙げる割合が最も高く、先行きでは「再生可能エネルギー(太陽光発電を除く)」の期待が高く、全国調査と同様の傾向となった。
九州地域の回答企業のうち、今後新たに環境ビジネスを実施したいと回答した企業の割合は16.3%となり、回答企業362社のうち59社が合計90以上の新規環境ビジネスについて実施意向を示した。具体的には、全国調査と同様、「再生可能エネルギー」を挙げる企業の割合が最も多かった。
環境ビジネスを実施中の企業における、環境ビジネスに係る「現在」(6月)の業況DI※は前回調査から20ポイント改善して+22となり、全ビジネス(全産業)の(5)を大幅に上回った。先行きは、全国調査と同様に改善の傾向が見られる。
「資金繰り」を除く各項目において、九州地域の回答企業における環境ビジネスDIは全ビジネスのDIを上回っている。
環境ビジネス分類においては、すべての分類における業況が大幅に上昇傾向であることが示された。
※DI(Diffusion Index):景気動向指数の一種。「良い」と答えた割合(%)から悪いと答えた割合(%)を引いて算出。
【環境省】