一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京ガス、省エネに配慮した調理「エコ・クッキング」講座を3R推進月間に開催
【環境一般 CSR】 【掲載日】2013.08.23 【情報源】企業/2013.08.20 発表
東京ガスは、省エネに配慮した調理「エコ・クッキング」を紹介する講座を3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間になっている10月に開催する。身近な食から環境について楽しく考え、環境意識を高めてもらうことが狙いとなる。供給地域内にある東京ガス料理教室22カ所で10月中に開き、日にちと時間は教室によって異なる。講座ではエネルギーや調理器具の環境性や、買い物、料理、片付けといった調理の流れの中で無駄を減らして時間とエネルギーを節約するコツを解説する。トマトクリームソースのリングイネ、グリル野菜のハニーマリネなどのメニューで講習を行い、1つ鍋でパスタを作ったり、マリネとデザートを同時に調理してエネルギーを削減する。
一部の教室では調理終了後、テーブルごとにガスと水の使用量を測り、CO2排出量を割り出してエネルギーを「見える化」する。これによって生活の中で環境意識の向上を図る。各料理教室では、正しい火力や同時調理で省エネを心掛けることや余熱の利用、1つの鍋の使い回し、水を汚さない、ごみを減らすなどの調理実習が体験できる。
エコ・クッキングは、エネルギーを切り口にして毎日の買い物、料理、片付けを考えることでCO2排出削減をはじめ、環境に配慮した生活への気付きを得るきっかけになるといい、東京ガスは1995年から提唱している。エコ・クッキング講座の対象は16歳以上で、費用は材料費込みで2800円となる。9月15日まで参加申し込みを受け付ける。【東京ガス(株)】