一般財団法人環境イノベーション情報機構
耐冷性ユーカリ 拡散防止策をとらない組換え生物の使用承認へ意見募集開始
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2013.07.25 【情報源】環境省/2013.07.25 発表
環境省及び文部科学省は、環境中への拡散防止策をとらずに使用する遺伝子組換え生物(カルタヘナ法の第1種使用に該当する)の承認申請1件について、学識経験者の意見も踏まえて生物多様性への影響がないとして承認する方針を決めたことについて、平成25年8月23日まで意見の募集を行うと発表。カルタヘナ法では、第1種使用を行う場合に、主務大臣が学識経験者の意見を参考としながら、生物多様性への影響の度合いを判断し使用承認の可否を決定することになっている。
今回意見募集を行う案件は、筑波大学から申請のあった耐冷性ユーカリの1件。学識経験者からの意見聴取の結果では、生物多様性への影響がないとされており、環境省と文部科学省では今回の意見募集の結果で問題がみつからなければ、基本的に使用を承認する方針。
意見は郵送、FAX、電子メールにより受付けている。意見提出方法の詳細はプレスリリースの意見募集要項を参照のこと。【環境省】【文部科学省】